おゆまるの特性を利用して、プラレールで有効に活用する方法を検討しました。
その一部を紹介しますので、有用でしたらご活用ください。
おゆまるはゼリービーンズやグミみたいに美味しそうに見えますので、小さな子どもさんが誤って食べてしまわないように気をつけてください。
現在では発売されていない『凸凸パーツ』(正式な名称は知りません)の代替品をおゆまるで作成します。
1.レールの凹部と凹部を合わせるように置く
2.そこにお湯につけて柔らかくしたおゆまるを押しこんで完成
おゆまるの分量ですが、最大で1590mm³程度、少なくても1260mm³ぐらいあれば実用に耐えうると思います。
1260mm³が実用に耐えうるって根拠はありませんが、おゆまるの使用量を考えてこれくらいかなぁって思っただけです。
1260mm³の方は、成型の都合により中央部にへこみができています。
あらかじめ必要な分だけ切り取ってから成型したほうが楽かもしれません。
特に1590mm³の方をつくる場合には、やや多めにカットしましょう。バリ(成型過程でできてしまう余計な部分)の分だけ余分に必要になります。
参考:約12mm幅(1260mm³+α)、約15mm幅(1590mm³+α)でカットした場合の目安量
成形したままで、レールをはめ込むときにキツイと感じた場合には、周りをカッターナイフで削ったりすると良いでしょう。
凸部の中央に切り込みを入れるといくらかは使いやすくなりますが、接続は多少不安定になります。
左:加工なし、中:凹部中央のバリ部分除去、右:凸部中央に薄い切り込み
我が家にはフローリング上でプラレールを遊ぶことができず、畳や絨毯の上で遊ぶことになりますので、どうしてもレールの継ぎ目が浮いてしまうことがあります。
それをいくらか改善するために繋ぎの補助として使っていたおゆまるを凸凸パーツと組み合わせました。
レールにはめるとこんな感じです。
紫色の部分が凸凸パーツ部、黄色の部分がレールの継ぎ目浮きを防ぐ繋ぎ補助部分
ちなみに、これを使うとレールが床面から0.5mm程度浮いてしまいますが、これはこれでそれなりに有効に活用できますので、気にするようなものではありません。
通常のターンアウトレールや8の字レールの分岐方向を一方のみに限定させる装置をつくります。
ターンアウトレールの分岐方向のひとつカーブ側に進めなくする方法を例にあげて、以下で説明しています。
橙色の矢印方向には移動できますが、薄緑色の方向には移動できないようにポイントを制御させます。
制御装置というたいそうな名前をつけましたが、身近なものをつかい、比較的に簡単につくることができます。
必要となるのは、ペットボトルとおゆまるだけです。
ペットボトルを3.0mm×80.0mm(3ミリ×8センチ)程度の大きさに切りとる
大きさは厳密じゃなくても良いので、幅は2.0mmくらいから3.0mmまで、長さは75.0mm以上あれば大丈夫です。ペットボトルをまっすぐに切ることが難しいので、均等な幅じゃなくデコボコした形になると思いますが、それでも大丈夫です。
切り取ったパーツを半分くらいの長さのところで軽く曲げて、その部分がポイントの膨らみの真ん中ぐらいの位置にくるようにはめ込む
切り取ったパーツとレールをおゆまるで固定して完成
固定させるのはセロハンテープでも構いません。レール下面と床との間に少しばかり空間をつくったほうが、ポイントの切り替えが滑らかになるので、それも狙っておゆまるを使用しています。
どのように作動しているかは、以下の動画で確認ください。(列車は走行していません)
壊れたしまったレールはゴミとして捨ててしまっていると思いますが、いくらお安いおもちゃだとはいえ、もったいないので、おゆまるを使って再生させてみませんか?
たとえば、接合部が壊れてしまったものならば、その接合部を補うような形におゆまるを成形すれば、なんとか使えるようにできます。
曲線レールの場合
通常使用時のようにレールを並べる
破損部を埋めるようにおゆまるを押し込め、そのまわりもおゆまるで覆う
おゆまるが固まったら完成
曲線レールの場合だと、反対向き用のものもつくっておいたほうがよいかもしれません。